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階段の下から上の方を上ってるオネエちゃんのスカートの中を覗き込もうとしていたスケベなキミ。。

いや〜
そろそろ忙しくなってきました。

どうも、どうも。
ゆ う う つ 、、、なキンスキーです。


上海の地下鉄は地下鉄とは言うものの、高架上を走っているものもある。この前、そんな地下鉄に乗ろうと思い、改札を抜けたら電車がやってきたので駆け足で階段を上がろうとしたら、、、

私より先に階段を上っていた学生クン(高校生ぐらいかな?)がいきなりしゃがみだした。で、そっから階段の上の方を必死こいてガン見しているではないですかっ!

で、ひょこっと立ち上がったと思えばまたまたしゃがんでガン見。

ガン見の先の階段の上の方には、、、

膝上どころか足の付け根下10cm(は言い過ぎだが)ぐらいのタイトな超ミニを履いたオネエちゃんが階段を上っているではないですかっ!

わかる。君の気持ちはよぉ〜く分かる。でも若いよキミ。

角度を考えたら超ミニの中のものは見えるわけあらへんがな。ひらひらのミニやったら見えるでぇ〜そら。しやけどタイトやがな。見えるわけあらへんねん。ピチっとしてまんがな。

君の気持ちはよぉ〜っく分かる。

しかもそないなタイトな超ミニを履いてるオネエちゃんが普通の下着なんぞ着けまっかいな。Tバックに決まっとるやないかっ!しやからよけい見えへんがな。

ほんでもってもしかしたら何も着けてへんかもしれへんがなっ!。ん?そうなったら具が見えるかも。いやいやいや角度からして見えへんっちゅうに。

そういうのは「しんがん」で見やんと。心眼、もしくは真眼、神眼。

若いのぉ〜、キミは。

ちゅーか、前方ばっかり気ぃとられんと後ろも注意せえっちゅうに。ワシがポリさんやったら捕まえとるがな。

で、私はと言うと、電車が来ていたのでその光景をシリ目に階段を走って上り、いそいそ電車に駆け込んだ。ありゃりゃ、そのオネエちゃんと同じ車両に乗り合わせてしまった。。ので、お顔を拝見。

 ...

てな感じで、また次回!


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author:キンスキー, category:上海的..., 23:59
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北朝鮮による世界幸福指数。。クェックェックェッ!

いや〜
夏らしくなってきました、ここ中国は上海。

どうも、どうも。
でも私の心は冬、、、なキンスキーです。


いやいやいやいや、凄いことになってますなぁ、世界幸福指数ランキングが。
ほんま、
びっくり くりくり くりっくり!
            by濱根隆
ですな。

北朝鮮プレゼンツ! 世界幸福指数ランキング
2011年5月29日 ロケットニュース24
先日、経済協力開発機構(OECD)加盟国の幸福指数が発表されたが、時期を同じくして北朝鮮も世界幸福指数ランキングを発表していた。

例によって例のごとく北朝鮮が1位に落ち着いて「めでたしめでたし」……と思いきや、意外や意外、1位はお隣・中国。北朝鮮は健闘したものの僅差(きんさ)で2位となったそうだ。

ベスト5は以下の通り。

1位: 中国(100ポイント)
2位: 北朝鮮(98ポイント)
3位: キューバ(93ポイント)
4位: イラン(88ポイント)
5位: ベネズエラ(85ポイント)

ちなみに韓国は18ポイントで152位、米帝ことアメリカは3ポイントで最下位203位である。

世界の201カ国を押さえ堂々2位ランクインの北朝鮮では、「国が家を無料で支給、食料や衣類等生活必需品は全て配給制、医療費も無料、仕事は国が人民に分配するので失業の心配もない」らしい。

衣・食・住・医療・就職に渡り手厚い社会保障があることになっていることが、高ポイント獲得の理由だそうだ。

この結果について中国メディアや市民の反応は実に冷ややか。

メディアは北朝鮮の実情を報道し、市民は「中国が1位で北朝鮮が2位とは、どんな基準だ」「まぁ、金ファミリーは幸せでしょうよ」「面の皮が厚すぎる」「嘘ばっかり」などと反応。2ポイント差で1位と言われても嬉しくも何ともないようだ。

ランキング発表は、ちょうど金正日氏の訪中期間に重なる。ランキングの結果は兄貴分である中国の顔を立ててのことだろうが、当事者にはあまり伝わっていないことが透けて見える。

参照元:捜房網

    

いやいやいやいや、ちょんわちょんわ。状態のちゃんちゃこりんですね。まあ、日本の順位が気になるところだが。
                 役者やのォー
おぉっと、総動員させてしもた。。

てな感じで、また次回!


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author:キンスキー, category:一般, 23:59
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中国のDVDにみるお国事情。。

いや〜
用事があって上海の中でも外国人がようけ住んでると言われている場所へ行ってきました。で、不動産屋があったので外に張り出してるマンション(アパート)の入居募集の張り紙を見たんですが、、、
ん?私が住んでる地域の物件とゼロが一桁違うがな。。。

どうも、どうも。
. . . なキンスキーです。


この前ブログに書いた『The Dirty Dozen(邦題:特攻大作戦)』をまたまた昨日の夜中に観てしまい、今回は中国語吹き替えバージョンで観たんだが、とあるシーンのところで思わずおやっ?っと耳を疑ってしまった。

超極秘任務を司っているリー・マーヴィン扮するライズマン少佐が12人の荒くれ者の部下を引き連れて大嫌いなブリード大佐の基地に訓練に行く際、ライズマン少佐はブリード大佐に将軍が行くとウソの報告をしていた。ま、何ゆえウソをつかないといけなかったのか、などの理由は端折ります。

そうとは知らないブリード大佐はほんまに将軍が来ると思い込み、音楽隊を配備して彼らを迎える。彼らが到着するや音楽隊は演奏し出すんだが、問題はその音楽。

中国語吹き替えバージョンではない普通バージョンとあきらかに音楽が違う。もちろんためしに普通バージョンを聞いたんだが、やはり違う。

中国の軍隊の曲を聴いたことがないんでなんとも言えないが、これってワザワザ楽曲まで中国の軍隊の曲?に吹き替えてるってことですわなぁ。

いくらアメリカ映画とはいえ、敵国の軍隊の楽曲をそのまま流すとは何事か!ってなことでこういうものを世に出していいかどうか審査する機関の人間がゴチャゴチャ言うとるんですかのぉ。BGMなら仕方がないが、映画の中の曲は変えやんとあかんのかいな、中国って。

もしこの『特攻大作戦』がテレビで放映されるならどないなるんでしょうか。気になります。

てな感じで、また次回!


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author:キンスキー, category:中国的..., 22:13
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★上海市の上、崇明島へ。で、そこで見たものとはっ。。

いや〜
なんかまあアレですなぁ、はっきりせん天気なここ中国は上海。過ごしやすいっちゃあ過ごしやすい適度な気温です。

どうも、どうも。
人生はっきりしてないキンスキーです。


深圳に住んでいた時はやむを得ず香港やマカオに行っていたが、そう言えば広州の三元里には2回ほど行きましたなぁ。成都に行ってからは遠出は数回。遠出と言ってもほんまの遠出は深圳に行ったぐらいで、他は雅安市のパンダ基地に1回(日帰り)、意味もなく雅安市に1回(日帰り)、サクラフェスティバルに1回(バスで40分ぐらいのトコ)、重庆に1回(1泊)。ここ上海に来てからは市内に4回、揚子江を見に2回、、まあ遠出ではないですわな。

と言うことで、フェリーに乗って揚子江を渡り、崇明岛までちょっと行ってきた。



フェリーターミナル。建物自体が船ですな。



待合室。タバコ禁止のハズなんだが、んなこと関係ありません。吸ってる人間が数名いました。



いざ、フェリーへ。





ちなみに宝山区の宝杨码头から崇明岛の南门港までのフェリー(高速船)に乗った。時間は40分。出航時間は宝杨码头も南门港も06:30〜17:30の間で、昼の時間帯以外は30分に1本の割合。でもってきっちり座席指定でした。



と、そうこうしているうちに



対岸の崇明岛・南门港に到着。

昨年の8月に成都から深圳に行った際、知り合いのおっちゃんとマカオに行くのにフェリーに乗った以来なんで、およそ9ヶ月ぶりのフェリーですな。

で、崇明岛とはなんぞや、、なんだが、

崇明島

上記地図の赤色部分、上海市北部の島ですね。詳しくはウィキペディアでも見てください。確か、三峡ダム建設の為に家が水没した人らの一部はこの島に移住させられたとかって聞いたことありますなぁ。

で、出口付近は



こんな感じ。

ちなみに、島に降り立ったのが15時40分。最終のフェリーは17時30分。なので、2時間も島におられへんがな。

ちゅうことでバスに乗ったりタクシーに乗ったり三輪車に乗ったりせず、そのへんをプラプラすることにしたんだが、メシを食べてなかったのでまずはご飯を食べることに。

果たしてこの島にも清真兰州拉面)はあるのかっ!

ま、知らん土地に行ってある種安心して食べられるもんっちゅうたらやっぱ兰州拉面ですもんね〜♪で、探すこと1分。上記写真のバスの頭部分の向こう側にありました。

しかしなんですなぁ、大部分は上海市に属しているらしい河を隔てたこの崇明岛、物価は安かった。
牛肉拉面・・・・5元
蛋炒饭・・・・・・5元
だった。

ちなみに上海でも田舎の部類に入る街に住んでる私のトコでも、牛肉拉面の大は6元、小で5元。蛋炒饭は6元する。

ま、1元2元のことでウダウダ言うなっちゅう声が聞こえてきそうなんで、先を急ぐと、、、



おそらくメインストリートの「八一路





写真では分からないが、結構たくさんの人で賑わっていた。フェリー降り場から真っ直ぐ伸びてる道ですわ。

で、この八一路をちょっと進むと新崇南路と言う道路と交差しているんだが、その新崇南路を右に曲がってしばらく歩いていると、

なんとっ!!!



日本語の看板がっっっっ!!日暮里ギフト?新宿杂货?何の店やねんな。こないなところにも日本語が、、、なんて思ってたのも束の間、



怪しげなマネキンが、、。



コンビニ 大人市場 なんて文字が。中を見たら、まあ、中国によくある大人のおもちゃの店っぽかったです、ハイ。

と言うことで、2時間があっという間に過ぎ、フェリー乗り場へ。



天気が良くなったのでパシャリ。



で、帰りのフェリーはと言うと、



運の悪いことに行きと同じフェリーだった。。。

てな感じで、また次回!


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author:キンスキー, category:上海的..., 23:23
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日清 拉王。。

いや〜
日本のとある地域では梅雨入りしたらしいですが、ここ中国は上海、夜は肌寒い日が続いております。

どうも、どうも。
年がら年中梅雨入り状態なキンスキーです。


近所のスーパーにりんごを買いに行ったついでに、久々にカップラーメンでも食べてみようかと思い、カップラーメンのコーナーの前に立った時その時、『日清 拉王』の文字が私の目の中に飛び込んできた。

ほお〜、中国にも展開してたんですな。



ここは迷わず「麻辣三鲜」を。。

さて、どんなけ「麻辣」なんでしょうか。

...

ん〜ん、そない「麻辣」やないですね。ちょっと辛いかな、、という具合。

と言うか、なんかアレですね、全体的に中国っぽい味やないような気が。確実に中国国産のあの独特ななんやようわからん味ではなかった。とは言え、完全に日本の味を再現してるようでもなかったが。

ミニコーラがセットになってて、5、4元ナリ。高いのぉ〜。
             ちゃんちゃこりん

てな感じで、また次回!


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author:キンスキー, category:上海的..., 23:59
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上海での喧嘩、その時ポリスは。。

いや〜
そう言えばここ最近、ギューーーンという音やゴォォォォォーーーーという轟音が聞こえてきません。どうやらここ中国は上海、日常的に戦闘機の訓練をやっている訳ではなかったんですね。しかしまあ、夜中に戦闘機飛ばすのだけは止めて欲しいですね。

どうも、どうも。
夜中に飛ばすんは別のもんにしてもらいたいキンスキーです。


今朝、会社へ行くのに歩いていたら前方の道路の対面で何やら人がたくさん集まっていた。こちらの歩道の人間ももの珍しげに眺めており、更に車は渋滞していた。

その付近に近づいて私も対面から見てみると、どうやら50代半ば〜後半ぐらいのおっちゃん二人が頭を掴みあって喧嘩している光景が目に入った。近くまで行って見ていないので何が原因で喧嘩してるのかは不明だったが、おそらくオート三輪と車、もしくはオート三輪同士がぶつかったんやないやろか。

ま、喧嘩なんぞどこの国行こうがやってるし、今の会社でも中国人同士が大声で言い合いしてるし何ら不思議はないんだが、こんなけ人が集まってんねんから警察はどないしとんねやろと思い、更に眺めていたんだが、ありゃま、既におるではないですか。

で、その警官、何してるんかいなと思いきや、何もしてません、、、でした。

さすがに単に傍観してるだけっちゅうことはないとは思うんだが、ん〜んどうなんでしょう。止めに入ったがそんなことお構いなしに当人同士が喧嘩を続けてるっちゅうことやったんでしょうか。

しかし朝っぱらから喧嘩て、、、。

てな感じで、また次回!


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author:キンスキー, category:上海的..., 23:29
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出た。。

いや〜
遂に出ました、ここ中国は上海でも。

どうも、どうも。
一目見ると気が滅入ってしまうキンスキーです。


家に帰ってきて、電気の点いていない部屋に足を踏み入れたら、、、

 カサカサカサ、、、、

おいおいおいおい、もしかして、、電気を点けて床を見たら、おりましたがな、ゴキちゃん。どうにもならんのでしょうねぇ。

ふぅ。

てな感じで、また次回!


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author:キンスキー, category:上海的..., 23:59
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あんたの給料ナンボ。。上海にて

いや〜
ホントこの数日寒かったですね〜、ここ中国は上海。

どうも、どうも。
でもちょうどいい感じだったキンスキーです。


いつも晩ご飯を食べてる食堂みたいなところで会社が終わってご飯を食べていたら、ジャイ子をジャイアンぐらいの大きさにした店のおばちゃんが唐突に「あんたの1ヶ月の給料ナンボなん?」と聞いてきた。

ホント中国人って人の給料聞きたがりますなぁ。そう言えば深圳でもよくシーメー食べに行ってた店の人間や家の近所の清真(ウイグル人がやってる全天候型串焼き屋)の人間に「給料いくら?」と聞かれた記憶が。

で、ジャイ子をジャイアンぐらいの大きさにした店のおばちゃんには「秘密」、、と言っておいた。

...

およそ3分後、そのジャイ子をジャイアンぐらいの大きさにした店のおばちゃんがまたまた唐突に聞いてきた。「5000元ぐらいか?」

え〜?まだ話続いてたんかいな、、。と言うかこの3分間、考えてたんかいな、私の給料1ヶ月どれくらいかを。

で、「5000元から10,000元の間」と濁しておいた。

そしたら、
あんたそないにもろてるんやったら、なんで毎日昼も夜も6元のご飯ばっかり食べてんの?もっと高いもん食べや!こっちは商売上がったりやがな。

そう、昼も夜もたいていここでご飯食べてます。。

しかしちょっと知った顔になった私に給料を聞くっちゅうことは、同じ中国人同士ではもっと頻繁にお互いの給料について聞いてるんでしょうか。

でも、会社の同僚に、「中国人社員ってお互いの給料がいくらか知ってるの?」と以前聞いたことがあるんだが、その同僚は、「いやそないなことないですよ。まあ、工場の工員や出稼ぎ農民工などはそうかも知れませんが」と言っていた。

どうなんでしょうかねぇ。

てな感じで、また次回!


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author:キンスキー, category:上海的..., 23:04
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書店巡り(28)- 私の西域、君の東トルキスタン -

いや〜
なかなか天気の悪い週末だったここ中国は上海です。

どうも、どうも。
人生の転機もなかなか悪いキンスキーです。




東トルキスタン 国旗





ということで書店巡り。

前回は【 コチラ

今回は、、、

 私の西域、君の東トルキスタン -集広舍-

私の西域、君の東トルキスタン

これまで数少ない新疆ウイグル自治区関係の本をちょこちょことは読んだが、どうもしっくりこなかった。ウイグル人が書いた本であれば必然的に「中国共産党政府はウイグル人を弾圧しており云々、、」とほぼそういった内容になるし(ま、現状を知るという意味では有益だが)、漢人が書いた本は大概歴史的目線だ。そういった意味ではこの本は画期的だと思う。

この本、著者は漢人ではあるが、冷静な目を持った人間ですね。

著者はこの本の中で、基本的には漢人、ウイグル人両方の目線で物語っている。ま、もちろん著者はウイグル人やのうて漢人なんだが、この本のもう一人の主役であるウイグル人、ムフタルの目を通してウイグル人目線でも物語っている。

ちょっと長くなるが「まえがき」からの引用を。

 いまに至るまで、私はウイグル人の内心を本当に描き出した漢人の研究者に会ったことがない。中国当局は近年新疆研究に多くの資金を投じている多くの当局側の研究者は公文書を見る権限があり、機密を知り、広範囲の人に面接し、多くの場所に行っているが、誰一人ウイグル人の心の扉を開くことはできていない。この点について、海外のウイグル人の発言は必ずしもすべてを埋め合わせることはできない。彼らは新疆の中では言うことのできないことを言うが、決して完全ではない。立場の対立から彼らの言説は中国当局と180度逆のものになり、語られるのは往々にして政治的姿勢と組織の立場である。しかし我々がより知りたいのは、新疆の中で生活しているウイグル人の内心で何を思っているのかである。私はウイグル人の本音を聞くことは、百冊の外部の人が書いた新疆に関する本を読むにはるかに勝ると思う。
 もし、新疆で入獄していなかったら、私は永遠にそのような機会を持てなかっただろう。ムフタルは同房の獄友である。今日の中国で、ウイグル人に漢人を受け入れさせることのできる場所は、、たぶん政治犯を収容する監獄だけだろう。あの入獄の私にとっての最大の収穫はムフタルと知り合ったことだ。彼がいたからこそ、この本は、現在の視点――大所高所からではなく、対象の中に身を置き、部外者のまなざしではなく、ウイグル人の仲に立った視点――を持つことができた。

(p5〜p6)

ん〜ん、なかなか刺激的ですね。ちなみに2007年に台湾で出版された本です。

で、更に長〜い引用を。
ちなみに著者は2006年の夏に友人夫婦と車で新疆ウイグル自治区の地方を走っている時に路肩でエンコした車に遭遇。その車はとある県政府の車で、5人の漢人が乗っておりそのうちの一人若い幹部が筆者の車に乗り、近くの連隊まで行ってパンクしたタイヤを交換しに行く、、、という状況下での話し。

 漢人の間の内輪話(←この章の小タイトル)

 (省略)
 便乗者は雑談に乗りやすいものではあるが、私は漢人らしい態度で接し、官庁用語で質問するよう気をつけた。たとえば、治安状況はどうかとか、反分離は成果が上がっているか、といった具合である。彼は、治安状況はここ数年大幅な改善がみられると言った。対策の一つは学校教育で、2000年から80%を漢語で教えなければならないと定め、ウイグル人に対し漢人とその政府への同化を迫っている。もう一つの対策は、人民代表大会、政治協商会議など各種の会議言語をすべて漢語にし、通訳しないようにした。たとえ代表であっても、漢語ができなければ座らせておくだけで、相手にしない。各種の通達もすべてウイグル語に翻訳せず、漢語ができなければ公務員にさせない。以前は二言語を要求したが、いまはその要求がなくなった。こうした対策によって、ウイグル人に将来出世しようとしたら漢語を学ぶしかないということを分からせた。もう少し時間がたてば、彼らはウイグル語を話せなくなるだろう。若い幹部はこう話すと得意そうに締めくくって言った。「軟化は非常に効果があった」。
 私は心の中で、これが軟化なのかと疑問に思った。法律は少数民族言語を自治区の公用語の一つとし、必ず漢語と同時に使わなければならないと定めている。このようなあからさまな法律無視は、「硬化」と言う方が適切だろう。もちろん私はそうは言わなかった。そうしたら彼からこれ以上聞き出すことはできなくなる。彼は少数民族地区で仕事をしている公務員であり、本来なら民族問題に関する言動には特に注意しなければならないはずだ。もし公共の場、もしくはウイグル人が同席する場所なら、彼は絶対こんな話はしない。いま、彼は私たちを通りすがりの漢人(彼はアクー夫婦が回族だとは知らない)で、漢人の少数民族に対する態度は同じで、彼の言ったことに対して称賛の態度しか取らないと思っている。
 案の定、彼は続けて話し出した。2000年以降、村の共産党支部書記も上から派遣した公務員が就任している。各級の党書記はすべて漢人で、実権を握り、ウイグル人は行政職にしか就けず、実権はない。漢人の村書記はたいてい地元の漢人を他の村幹部(行政職)や村民小組長に任命する。そういう地元の漢人はたいてい父祖の代に新疆に渡ってきて、人によっては漢語もうまく話せないが、気持ちは漢人政権に同化しているし、また彼らならウイグル人にも受け入れられる。
 私は、公務員たちは村に書記として派遣されるのを嫌がらないかと聞いた。彼は田舎での仕事は大変だが、「進歩」に有利で、昇進の早道だと答えた。また給料もだいぶ高い。村に派遣されると役所で働いている同ランクの幹部より二ランク分、月に400元高い給料がもらえることも多少は魅力だと言った。
(p208〜210p)

中国共産党による少数民族政策が昔はどのようであったかは分からないが、上記1つ目の段落に書かれてあることはおそらく本当だろう。まあ、このようにして同化させて消滅させていくんでしょうね。

ちなみに、この本の後半はムフタルとの対話(インタビュー形式)や、著者がムフタルに宛てた手紙が書かれてあるんだが、この本の面白さはそこだと思う。ムフタルは当然新疆ウイグル自治区を中国から独立させる考え方を持っているんだが、著者が丁寧に解説し、また両者の立場にたって物事を考えて鋭い洞察力で書いているので非常に分かりやすい。

ま、全てを読めば、いかに東トルキスタン建国が難しいか、、、というのがよく分かる本です。

てな感じで、また次回!


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author:キンスキー, category:読書的..., 02:46
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★中国銀行。。と言っても中国の

いや〜
なんか外出歩く気がまったくせずに家でゴロゴロしていたこの週末です。

どうも、どうも。
?年寝た郎、、、なキンスキーです。


この前日本に出張に行った時、银联<UnionPay>が使えるATMで私の中国銀行のカード(银联<UnionPay>付き)を使った。と言っても残高がどれくらいあるのか調べただけなんだが。

で、今日、ゴロゴロしてるのもなんなんで散歩に行った際、ちょいと用事があったので近所の中国銀行のATMに行ってきた。ん?あれ?減ってる。。

と言っても4元だけだったんだが。

オイオイオイオイ、(中国の)中国銀行!日本で引き出したりせんと確認しただけやのに4元も手数料とりまっか。ま、日本円にしたらおよそ50円やけど。

ちなみにもう一つ私が所持してる銀行のカードでも同じくATMで残高照会したんだが、こちらは手数料は取られてなかった。

さすが天下の中国銀行ですなぁ。やることがセコい。ま、4元でギャーギャー言うてる私もセコいが。。

ちなみに、そのやることがセコい中国銀行なんだが、中国銀行のATMに変化があった。これまでは中国語と英語表示を選べるだけだったんだが、なんとまあ、日本語表示も(ハングルもあったかな)追加されていた。

いやあ、世の中便利になっていってますなぁ。

てな感じで、また次回!


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author:キンスキー, category:上海的..., 22:34
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