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★中国、散歩【雲南省・金平ミャオ族ヤオ族タイ族自治県金水河鎮 金水河口岸】

いや〜
風の神さん風邪ひいてまんねんです。

どうも、どうも。
私は神でも何でもないんですが、、、なキンスキーです。

前回

朝、起きてみると、カイゲンではなく中国のきっつい風邪薬を飲みまくってたおかげか、熱はあるっぽいが体調はある程度回復していた。旅をしていなければそのまま一日寝てるんだが、今は旅の真っ最中。ま、動けるしええかと思い外へ出た。

さて今から行くところは、この金河鎮(通称、金平)から南へ行った所、金平ミャオ族ヤオ族タイ族自治県金水河鎮にある金水河口岸。ベトナムとの国境ですね。



昨日下見した金平汽车客运站から班车(ミニバン)が出ているんだが、



その班车のフロントガラスには金平-那发の文字が。運ちゃんのおっさんが「那发」「那发」と叫んでいる。聞いてみると昔の名残?で金水河鎮のことを那发と今でも呼んでるらしい。人が集まるまで30分ほど待ち、いざ出発。

距離は40キロ弱。山道をうねうね行くので4、50分ぐらいで到着。



な〜んもない辺鄙な街ですわ。早速イミグレへ。この金水河口岸は確か国家二類口岸だったハズなので中国、ベトナム以外の国籍を持つ第三国人は通れないが、せっかくなんで行ってみることに。



ホーチミンとマオズードンの巨大な看板をしり目にすたこらさっさ。



建物の中に入り、笑顔一つ無くムスっとした表情のイミグレの兄ちゃん(残念ながら女性検査官ではなかった)にパスポートを提示するも突っ返された。一応かまをかけて、「知り合いがこっからベトナムに行ったけど、何でダメなん?」と聞いたが、兄ちゃんは顔の表情一つ変えず首を横に振り、「あかん」の一言だけ。



ゲートの向こうのほうはベトナムの大地が広がっている。



イミグレの建物を迂回すればちょいと中の方まで行けるのが中国の口岸の特徴。観光用ですな。



ものの3分で観光終わり。。と言うことで街をちょっと散策。



口岸の隣にだだっ広い公園が。はて、誰が使うのか。

 

川沿いにプラプラ。



30分ほど無駄に川沿いを歩いて中心地に戻って来た。



上海市長寧区人民政府が寄付して作った市場。中国では田舎の至る所にこういうのありますね。儲かってる地区の政府が貧困地区に寄付するってのが。



しっかし人おりませんね〜。メシ屋も流行ってませんがな。ということでお腹減ったので昼食を。



と言うか、あまりに人が居なさすぎて金平金河鎮)に戻れんやないかえ。



病院やのにドア開けっ放しで埃とか大丈夫なのか。中国に来て以来こういう風景をよく見る。歯医者とかもドア開けっ放しで、その入り口近くに台があって処置してるんですね〜。



人が来ん。



1時間近く待って私含めて4人。運ちゃんはこれ以上待ってもしゃーないと思ったのか、出発するぞ〜いと言い、やっとこさ金平金河鎮)に戻る。



体調はまあまあだ。それでは昨日散策できなかった、ここ金平金河鎮)の散策でもしますか。

 さてどんななのかっ

てな感じで、また次回!


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author:キンスキー, category:中国、旅的..., 23:59
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★中国、散歩【雲南省・紅河ハニ族イ族自治州金平ミャオ族ヤオ族タイ族自治県金河鎮】

いや〜
しかしこの風邪は何て言うんでしょう、お腹を下す程でもなく、でもお腹の調子はちょっと悪い。でもって熱があるというものであって、お腹下しまくってるとか、咳が出まくってしかたがないとか、喉が痛いとかそんなんではありません。ん〜ん、それが救いか。

どうも、どうも。
人生が熱ありまくりの下しまくりの咳しまくりの、、、なキンスキーです。

前回

そんなこんなな状態で朝、6時半前に起床。身体はというと相変わらずだった。うぅ、、熱っぽい。。熱っぽいの!は南野陽子主演のドラマだが、そないな冗談は置いといて、取り敢えず動けるし移動しようかと思い出発の準備をし、まだ寝てる受け付けのおっちゃんをお越し、ドアの鍵を開けてもらいまだ真っ暗な中、外へ出た。

大通りまで出てバスを待とうかと思ったが、バスが稼働してるか分からないし、身体はしんどいしで、タクシーを拾って河口汽车客运站へ。10元。ちなみにメーターなんぞ関係おません。おそらく近場だと一律で10元っぽい。

ということで次の行先は红河哈尼族彝族自治州金平苗族瑶族傣族自治县金河镇紅河ハニ族イ族自治州金平ミャオ族ヤオ族タイ族自治県金河鎮)。通称金平ですね。



ものの5分で河口汽车客运站に到着。



では金平に向けて出発!

G8011高速道路に乗り、またまた身分証チェック。昨日のようなビシッとした敬礼なんぞはされず登記のみ。というか身体がしんどい。景色を見る余裕もなくグタァ〜っと窓に寄りかかって寝るのみ。いつしかバスは高速を下りて下道を走っている。で、おそらく莲花滩乡(莲花滩村?)という地名だったと思うが、そこでトイレ休憩。

まだまだ走る。蔓耗镇で橋を渡り南へと向きを変え山の中を行く。クネクネクネクネ。ああ、しんどい。。と、ぼぉ〜っとしてる内に時間が過ぎ去っていく。でもって昼の12時頃に红河哈尼族彝族自治州金平苗族瑶族傣族自治县金河镇紅河ハニ族イ族自治州金平ミャオ族ヤオ族タイ族自治県金河鎮)に到着。


※金平金运客运站



写ってる建物の下が金平金运客运站ですね。


〜富寧県〜文山市〜丘北県(1泊)〜文山市(1泊)〜麻栗坡県〜文山市〜馬関県(1泊)〜河口(1泊)〜金河(通称金平)←ココ

この金河镇には2つのバスターミナルがあるということは事前の情報収集で知っていたのでもう一つのバスターミナルを探しに行く。



歩いて10分ぐらいで金平汽车客运站に到着。

というか、身体は熱いししんどい。金平金运客运站から金平汽车客运站まで歩いてくる途中に、個人がやってるホテルっぽい宿ではなく、ちゃんとしたホテルがあったのでそこで泊まることにした。2泊。さすがに身体がヤバいですわ。こうなったら少々高くても構わん。その辺の安宿だったら熱い湯なんぞ期待できないしエアコンもあるかどうか分からんし。

確か1泊160元だったと。

その後、1時間ぐらい寝て、シーメーを食べに行き、そう言えば風邪薬が無くなりかけていたので薬局で購入し、ホテルに戻って受付のおばちゃん(と言っても私より若いと思うが)にこの辺り一帯で観光するに値する何かないかと聞いて雑談し、あっつい湯を浴びまくって風邪薬を飲んで服を着まくって就寝。街を散策する気力は無かった。。



ふぅ。

 さて風邪は治るのか

てな感じで、また次回!


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author:キンスキー, category:中国、旅的..., 23:59
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★中国、散歩【雲南省・河口鎮(3)】

いや〜
中国に来てから、熱があるのかどうか分からないんですが、体調のよろしくない日が続くということがたま〜にあります。いつもは薬を飲みまくってほったらかしにしていたら治ってたんですが、、、

どうも、どうも。
人生の体調は常におかしいキンスキーです。

前回



プラプラしてたら、何とまあ、ウイグル人の串焼き屋があるやないですか!こないな辺境にまで来てるか〜。ياخشىمۇسىز(ヤフシムスィズ<こんにちは>)と声を掛けると、うれしそうにするではないですか。こっちが日本人と分かると、ナンを捏ねるのをやめていろいろと質問してくる。数か月後、雲南省でウイグル人にまつわる(と言われている)事件がいろいろと起きたが、彼らは今も元気に羊肉とナンを焼いてるんだろうか。

何やかんやブラブラして部屋に戻ったんだが、体調が宜しくないまま、でもって雨の降る中、ブラついていたのでいよいよ身体がおかしくなってしまった。薬を飲みまくって2時間ほど休んだんだが体調は悪化するのみ。いよいよ熱が出てきたようだ。夜中に起きた時に腹減ってたら困ると思い、フラフラになりながら食べ物を買いに行く。

戻ってきてシャワーを浴びようと蛇口を捻っても湯がでない。宿の玄関近くの外で賭けトランプしてる最中の宿のオヤジに湯がでないことを言ったら、ナニ?今からシャワー浴びるのか?と不機嫌に言うではないか。今18時。何時にシャワーを浴びようが客の勝手やないかい。「お湯は何時〜何時の間しか出ない」なんて説明受けとらんし、そないな張り紙もどこにもあらへんやんけ。呑気に賭けトランプなんぞしてる場合やないぞ、こっちは本格的にヤバなっとんのに!なんてことは心の中で言い、すんまへんな〜と言いながらオヤジが湯沸しのスイッチを入れるのを待つ。

30分ほど経った頃、もうあっつい湯が出るやろうと思い、スッポンポンになり、シャワーを浴びようとするが、全然熱くない。ほんのちょっとぬるいだけ。いそいそと服を着て賭けトランプのオヤジに言いに行くと、1時間も経ったら出るようになるとのこと。律儀に1時間待ったんだが、相変わらずちょっとぬるいだけの湯しか出ない。ま、ここは中国。しゃーない。

明らかに熱が出てきてるのは分かるんだが、ササッとシャワーを浴び、持ってる服を全部着て就寝。

こうなることが分かっていたら、ここ红河哈尼族彝族自治州河口瑶族自治县河口镇(紅河ハニ族イ族自治州河口ヤオ族自治県河口鎮)に2、3泊して、明日出発のバスのチケットなんぞ買わなかったんだが。最悪、明日起きて動けんぐらいにしんどかったら移動をあきらめてここに留まることにしよう。はああぁ。

 さてどないなることやら。

てな感じで、また次回!


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author:キンスキー, category:中国、旅的..., 23:59
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★中国、散歩【雲南省・河口鎮(2)河口駅】

いや〜
しかし寒くはないっていうのはいいですね〜。

どうも、どうも。
人生はサブ〜なキンスキーです。

前回
線路の前回

国境近辺は非常に小さいので何時間も歩き回らなくても大体の感覚はつかめることができる。ここ河口はある意味バックパッカーのたまり場と呼んでも差し支えないと思うんだが、私は事前にどの宿が安くて良いなどの情報は調べていなかった(メンドっちかったので...)。

一通り歩いて1泊50元の看板を掲げているマンションの宿に入った。本来ならば受付の人間の態度などもみて決めたいんだが、如何せん体調悪いは小雨がぱらついてるはで非常にしんどかったので、看板のとおり1泊50元でエアコン、シャワー付きということもあり即決。

その後徒歩40秒ぐらいの所にあった我らが清真兰州拉面蛋炒饭を食し、国境付近のブログや写真などで見慣れた鉄道を見に行く。の途中で私の目の前を二人組の男性が歩いていた。何故か彼らがしゃべっている話がすんなりと耳に入ってきたと思ったら、二人とも日本人だった。おそらくバックパッカーだろう。向こうもこっちも用は無いので追い抜き鉄道へ。

の前に、そっちの人間御用達、河口中越边贸商场(河口中越辺貿商場)へ行ってみる。1階は土産物売り場になっており2階へ上がると、ムフフ、、、な雰囲気に、、、なっとらんやないかい!まあ、真っ昼間なのでお盛んやないっちゅうことですな。決戦は夜なんでしょう、やっぱり。

の後、鉄道へ。



近所にこれまた有名?な建物が。1897年に建てられた税関跡ですね。我がおフランスが建てたらしくフランス式の建築になっているとのこと。



やって参りました!線路。写真の奥は昆明方向。



こちらはベトナム方向。鉄橋が見えますな。ウィキペディアの「昆河線」の項目を見て頂くとこの国際列車の成り立ちが書かれとります。2003年からは中国(昆明)ーベトナム間は貨物列車だけになったとのこと。



うひょー線路です!これをテクテク歩いていくとベトナム・ラオカイへ。さすがにこないなトコ歩いてたら警備している武装警察にとっ捕まって強制送還なんぞでもされてしもたら困るんで、歩きたい気持ちを抑え込みこの踏切を超えて河口駅へと向かう。



おおっと忘れてた。

駅へ。



工事中でしたな。遥か昔は国際列車が通っていたので、この河口駅も栄えていたんでしょうね。今は国際貨物列車しか走っていないので、この駅もほとんど使われてないのかな。てなことを考えてプラプラ歩いていると、横道から向こうへ行くことができる感じがしたので行ってみると、、



わおっ!中に入れてもたがな!



確かに息づいていた過去が見えてくるような...

 



あのトンネルを超えるとさっきの踏切に出る。



ウヒョー!線路ーーーー!



ここもご多分に漏れず、生活路になってるようだ。



家か宿か。おそらく建物の向こう側に正規の出入り口があるとは思うのだが、こちら側にもありまんな。ちょっとした林の中を線路沿いに歩いていくと、林が途切れたんだが、そこからの風景は、、、



向こう側はベトナムやないの〜。えらい間近に見えるがな〜。しかしあのボートは何なんだ。



渡し船っぽいな。



更に線路を進む。



おお、どうやらここは中国とベトナムの密航地らしい。



しかしえらい開けっぴろげな密航地やの〜。スグそばにほんまもんのイミグレがあるっちゅうのに。



こういうとこって地元民が昔からの習慣で行き来してるんでしょうね。なのでお上も多少は目をつむっているってなもんでしょうか。



とか何とか言いながらこっそり渡るの禁止なんて書いてあるが。。と、ひとしきり密航を見学した後、線路沿いを戻って街中へ。



寂れた感じやの〜。



CCTV6チャンネルのドラマの撮影地なのか、この建物は。何のドラマが撮影されたんだろうか。

この頃には小雨からもうちょい強めの雨に変わってしまったんだが、もう少し街中をプラプラしよう。

 いや〜、雨はやっぱあきません。ついに恐れていたことが。。

てな感じで、また次回!


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author:キンスキー, category:中国、旅的..., 23:59
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★中国、散歩【雲南省・紅河ハニ族イ族自治州河口ヤオ族自治県河口鎮】

いや〜
この旅も佳境に近づいて参りました。

どうも、どうも。
人生も佳境寸前!?なキンスキーです。

前回



ということで、中国雲南省とベトナムとの国境である河口(紅河ハニ族イ族自治州河口ヤオ族自治県河口鎮)にやって来た。

バスはバスターミナルまで行かず、途中の何かよう分からない場所で停車。でもって降ろされてしまったがために、う〜ん、どっち行ったらええんや。。

勘を頼りに取りあえず前方へ歩くと川にぶち当たり、バス停を発見。バスの行先を確認したらバスターミナルっぽい名称があったので、そこへ行ってみよう。十数分後にバスがやってきて乗り込んだんだが、何か郊外へ向かっているようだ。周りの風景が簡素化されてきた。



そうこうしている内に河口汽车客运站に到着。



周りは全くもって街の中心っぽくないし繁華街のありそうにない。事前にネットの地図でバスターミナルの場所を確認はしていたんだが、こないに殺風景な場所にあるのかいな。別のバスターミナルにやってきたのかと思いながら中へ入る。



どどーんとこないな看板がお出迎え。ん?ナニ?どうやら明日1月13日(この旅は2013年12月末から2014年1月半ばまでの記録です)から河口シーサンパンナ・タイ族自治州景洪市までのバス路線が登場するみたい。ってことはこれまでここ河口から景洪市までは出ていなかったってことですか。



てなことがありつつ、この河口汽车客运站から行くことができる街を調べてチケットを購入。明日7時40分発。行先のチケットを確保したので街の中心地に行きましょか。

路線バスに乗り、反対側の終点へ行く。バスは川沿いを果てしなく無茶苦茶な運転で走る。



30分ほどで到着。おお〜、川の向こうはベトナムやないの!というより、どうやらネットの地図に記されていたバスターミナルは壊されて先ほどの河口汽车客运站が新バスターミナルっぽいですね。



ベトナムの国旗が揺らいでいる。それをしり目に河口口岸へ。



バックパッカー御用達、ラオカイとの国境、河口口岸



向こうはベトナムラオカイ



こっからイミグレへ。



イミグレの建物を背にした通りはこないな感じ。先々日に行った麻栗坡県天保鎮船頭村にある天保口岸もそうだったんだが、標高が低いので、寒いがな、これまたしかしってことはなく、とは言え暖かい訳でもなく。



さっきのイミグレ大通りの横一本それた通りはこないな感じ。写真で見ると寂れてるっぽいが、実際だともうちょい活気はある。



ちゅうことで宿探しへ。

 さてどんな宿かな

てな感じで、また次回!


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★中国、散歩【雲南省・文山チワン族ミャオ族自治州馬関県〜紅河ハニ族イ族自治州河口ヤオ族自治県橋頭ミャオ族チワン族郷〜河口鎮】

いや〜
昨日は文山壮族苗族自治州文山市〜麻栗坡县〜船头村(天保口岸)〜麻栗坡县〜文山市〜马关县と朝6時過ぎから夜6時過ぎまでバスで移動移動で疲れました。でも麻栗坡县船头村にあるベトナムとの国境、天保口岸(イミグレ)の女性担当官の笑顔は忘れることはないでしょう。陸続きのイミグレだけにおそらく軍人だと思われますが、しかし可愛らしかったですね。

どうも、どうも。
残念ながらベトナムには抜けれなかったキンスキーです。

前回

今日はまた別の雲南省とベトナムとの国境に向かうんだが、朝6時過ぎに起きて宿の受付で寝てる兄ちゃんをお越し、押金を返してもらい马关汽车车客运站へ行く。



7時発の河口行きのチケットを購入。ということで文山壮族苗族自治州(文山チワン族ミャオ族自治州)とお別れ。そう、河口红河哈尼族彝族自治州(紅河ハニ族イ族自治州)に属する。

しかしまあ、中国のバスはアレですな〜、時間になってもパッと出発しない。したとしてもバスターミナルを出て時速3キロぐらいでノロノロノロノロ走る。客を探してるんですな。何かようわからんが、今回のはず〜〜〜〜っとノロノロ運転だ。エンジン壊れてるんちゃうかと思ったくらい。30分はノロノロしてましたね。

でもノロノロしてる甲斐あって途中で乗ってくる客もいる。



おお〜、少数民族のばあちゃんだ。ただ私は少数民族マニアじゃないので何族かは分かりません。



ずっとこんな感じの道を走る。っとそうこうしていたら、、



ちょっとした街に突入。確か木厂镇だったと思う。ちゅうか寂れてた。。そっから30分ぐらいまたまた田舎道を走ると、



さっきの木厂镇よりかは街らしい街に突入。



文山チワン族ミャオ族自治州(文山壮族苗族自治州)を離れて红河哈尼族彝族自治州河口瑶族自治县桥头苗族壮族乡(紅河ハニ族イ族自治州河口ヤオ族自治県橋頭ミャオ族チワン族郷)に入ったみたい。

 

しか〜し、全然進まなくなってもた。渋滞だ。中国人ってホント俺が俺がな性格した人種なんで人に譲るっちゅう考えが全くない!なので、我先にと皆が車を突っ込むから団子状態になってクラクションだけがブービー鳴っとるんですわな〜これがまた。

しゃあないんで窓から行きかう人々の観察大会開始。



さすがにこないなド田舎までやって来ると、民族衣装を着た少数民族がその辺を歩いてる姿を見ることができる。



ウイグル人だけに興味を持つのではなくて、もっと他の少数民族にも興味を持ってたら、、、とこの時ばかりはそう思ってしまった。衣装を見て何族か分かるっておもろいやないですか。



おばちゃん、ばあちゃんだけではなく、若い娘も民族衣装着用。



いろんなんおりまんな。



と、こないな感じで1時間が過ぎていった。



標高が高いので寒い。



やっと渋滞突破。



ええ感じの風景が広がってます。

 

のんびり。



中国でも上海や深圳など大都市に住んでいると民族衣装を着用した少数民族を見ることはまず無い。でもこういうトコ来たら当たり前のように皆さん民族衣装を着てるんですね。でも何十年もすればこないな風景も見られなくなるんでしょうか。



な〜んて考えていたらものゴッツイ霧で前方がほとんど見えなくなりノロノロ運転開始。しかし何時間掛かんねや、河口まで。。そうこうしてる内に霧も無くなり河口へと思ったら辺防検査站があり検査の為停まる。河口までおよそ17、8キロ手前ですな。そう言えば昨日行った文山市〜麻栗坡县の間にも同じような辺防検査站があった。文山市〜麻栗坡县間の辺防検査站も、この辺防検査站(地図で確認したら正式名称は南溪公安检查站と言うみたい)もその向こうは国境ですからね〜。ヤバい奴が乗ってないかのチェックですわな。

どかどか乗り込んでくる武装警察に乗客の皆さんは身分証明証を見せている。日本では高速道路の成田空港手前の検問ゲートで機動隊?が笑顔で「皆さ〜ん、ご協力宜しくお願いしますね〜」なんて言うが、ここは中国。しかも国境付近。武装警察は日本の機動隊のように甘くはおません!ブスッとした顔で笑顔なんぞなく我々乗客に一言こう言い捨てます。「身份证(身分証)!」。

しかしこういった辺防検査站の武装警察や笑顔が素敵だった麻栗坡县船头村にあるベトナムとの国境天保口岸の女性検査官(おそらく武装警察)や文山市〜麻栗坡县の間の辺防検査站の武装警察ってみんな若い若い。どう見ても二十代前半。男も女も。若い人間がこういった僻地に行かされるんやろな〜と考えてるうちに私の番がやってきた。

今回は笑顔が全くない若いおねーちゃん武装警察だ。菊の紋章が入った赤い身分証はこれまで見たことがなさそうだ。そんな顔してました。首を傾げながらページをめくっている。とそこへ他の人間の身分証チェックが終わったこれまた若いにーちゃん武装警察がやってきた。若いおねーちゃん武装警察にとって代わって若いにーちゃん武装警察が私に質問。

どこ行くんだ?
何しに行くんだ?
中国で何してる?
いつまで中国にいるんだ?

私はビザが貼られているページと顔写真が載ってるページを指に挟み、若いにーちゃん武装警察にあなたたちの欲しい情報はここでっせと言いながら質問に答える。

若いにーちゃん武装警察は登記に行くからちょっと待っててと言い残し、パスポートを持ってバスを降りて建物の中へ。待ってる間、他の中国人乗客は何事だと言わん顔で私をジロジロ見ている。ま、日本人て見た感じ中国人と同じですからね。まさか外国人が同じバスに乗ってるなんて思わんでしょう。

若いにーちゃん武装警察が戻って来た。そしてパスポートを返しつつ「●▲%■×◎〜◇¥◆」と全くもって聞き取れなかったんだが、何やら私に向かって言って、最後、ビシッと敬礼されてしもた。

あまりにもビシッとした敬礼だったんで、私は思わずエラそうにふんぞり返り「ウム」と首を縦にふり、「谢谢、辛苦了!(ありがとう、ご苦労!)」と言ってしまった。何だったんだ。。ちゅうか、あの若いにーちゃん武装警察は何って言ったんだ。気になる。おそらく、安全に注意して良い旅を!的なことだとは思うが。

とモンモンとしてるうちにバスは出発し、数十分でベトナムとの国境、红河哈尼族彝族自治州河口瑶族自治县河口镇(紅河ハニ族イ族自治州河口ヤオ族自治県河口鎮)に到着。何やかんやで5時間弱掛かってしもた。



 ラオカイは目のだっ!

てな感じで、また次回!


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★中国、散歩【雲南省・文山チワン族ミャオ族自治州馬関県】

いや〜
この時にはもちろん次に行く場所は決めていたのですが、、、

どうも、どうも。
だから何?(特攻野郎Aチーム、モンキー風)、、なキンスキーです。

前回

麻栗坡県からバスに乗って西へ一番遠く行くことのできる街は雲南省文山チワン族ミャオ族自治州馬関県文山壮族苗族自治州马关县)ということは分かっていたので、切符を買おうとすると、「今日はもう終わり」って言われてしまった。壁に掲げられてる時刻表を見ると、あんれまあ、13時30分が最終やないの。ついさっき出たばっかりやんけー。

しゃあないんで取り敢えず文山市まで戻って考えよう。と言うことで文山市までのチケットを購入。13時55分発。



ベトナムと中国雲南省の国境の街、河口までのバスがあったらええな〜とか、河口までのバスが無くてもその手前のちっちゃな街、橋頭桥头)までだったら時間的にもあるんじゃなかろうかとか考えてるうちに、2時間ぐらいで文山城南汽车客运站に到着。そのままチケット売り場に掲げられている時刻表を見ると、ベトナムとの国境である河口までのバスはこの文山城南汽车客运站からは無く、でもってその手前の橋頭桥头)までだったらあった。でも13時30分のみ。ん〜ん、しゃあない。更にその手前の馬関県马关县)までは頻繁に出ているので馬関県马关县)までのチケットを購入。



出発は16時38分。16時30分にバスターミナルの中に入ったら马关行きのバスが来てるやないですか。はりきって乗り込み座っていたら、何やらワイワイガヤガヤやってるじゃないですか、周りが。運転手らしき人間が人数を数え始めたんだが、どうやら定員オーバーらしい。一人ひとりチケットを確認しだし、私のチケットを見て私に降りろと言った。周りの中国人の中国語を必死こいて聞いてたんだが(少数民族の言葉たんまりなのでなかなか意味が分からなかった)、どうやらバスが遅れてるらしく、このバスは16時20分だか15分出発のバスだったようだ。何人か私と同じような人間がいたらしくおとなしく降りていた。

なこんながあって次のバスがやってきて马关に向けて出発。



1時間半前後で雲南省文山チワン族ミャオ族自治州馬関県文山壮族苗族自治州马关县)に到着〜。



チケット売り場は既に閉まっていたので河口まで行くバスの時刻を調べよう。朝6時頃から出てるようだ。



と言うか、こないなトコから深圳行きのバスが出てるんですね〜。驚いた。



でもって、宿探し。





1軒目、外国人だということで断られる。2軒目、受付のおねーちゃんの態度悪い悪い。3件目、老板に聞かないと分からないと言われる。4軒目、オッケー。ふうっ、毎度毎度疲れまんなぁ。。

宿を確保したのでシーメーです。その辺の店に入りチャーハンを食べて街をプラプラ。その後、その辺に居たおっちゃんに新华书店の場所を聞き新华书店へ向かう。でもおっちゃん曰く、「歩いて行くにはちょっと遠いわ」とのこと。しかもちょっと判りにくい場所にあるらしい。せっかくなんで散策がてら歩いてみよう。



ええ感じで大通りがライトアップされとります。が、確かに分からん。っとそこへタクシーが通りがかったのでタクシーに乗り込み新华书店へ向かう。が、ものの5分で到着。後で地図で見てみたら、納得。ちょいと分かりずらい場所でしたね。でもその辺りが繁華街というかワチャワチャしてる場所でした。

帰りは、おそらくこっちの方向に向かって行けばさっきのライトアップされた大通りに出るだろうと予測して歩いて行くと、ドンピシャでした。

と言うことで、明日はベトナムと中国雲南省の国境の街、河口に向かう。6時半前には起きやんとあきませんな〜。シャワーを浴びるもぬる〜い湯だったので早々に切り上げ、でもって相変わらず身体の調子が悪いので風邪薬を飲んで就寝。

しかしこの日は、文山壮族苗族自治州文山市〜麻栗坡县〜船头村(天保口岸)〜麻栗坡县〜文山市〜马关县と移動だけだった。



 さて、河口まではおよそ4時間かな。

てな感じで、また次回!


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★中国、散歩【雲南省・麻栗坡県天保鎮船頭村(2)天保口岸】

いや〜
しかしこないなド田舎であんなに素敵な笑顔を、しかもイミグレの検査官(国境なので公安の人間ではなく、武装警察か人民解放軍とかだと思います。グリーンの軍服着てたので。でもってちょいと可愛いかった。)の顔から見ることができるなんて思ってもみませんでした。これまで結構な数のイミグレを中国に限らず超えてきたんですが、ほんま初めてです。

どうも、どうも。
日本のイミグレでも見たことないキンスキーです。

全階



ということで、雲南省文山チワン族ミャオ族自治州麻栗坡県天保鎮船頭村(云南省文山壮族苗族自治州麻栗坡县天保镇船头村)にあるベトナムと中国の国境、天保口岸にやって来たんだが、中国人とベトナム人以外の国籍を持つ第三国人は通り抜けできないとのことだったので、このちっちゃい村を散策することに。の前に国境ゲートの散策を。



横の脇道から入って行けばゲートを見学することができる。中国人の中には簡単にパスポートを取ることができない人間が漢族に限らずたくさんいるんでしょう、このように見学できる場所でパシャパシャと写真を撮っているのを中国の旅番組なんかを観ているとよく見かける。



さすがにここはちょ〜ド田舎なハズなんでそのような中国人を見かけることはなかった。代わりに私がパシャパシャ写真を撮っていたんだが。あの3つの屋根のゲートの向こうはベトナムですね。



中国に行商に行ってその帰り?のベトナム人のおばちゃん。民族衣装着てますね〜。詳しくないんで分かりませんが、見る人が見ればベトナムの何々民族、、ってスグ分かるんでしょうね。



これは中国側の建物ですな。ということで腹減ったのでシ〜メーでも食べに行きましょか。



ベトナムとの国境ということで、商店にはベトナムの商品がずらりと並んでおり、もちろんベトナム料理屋がある。



ベトナムと言えばやっぱフォーですね。フォーと言えば住谷さんですが。。7年ぶりぐらいだろうか、フォーを食したんは。うまかった。

ま、散策も何も、めっさちっちゃいしこれと言って何も無いのでそそくさと退散。



行きと同じおばちゃんのミニバンで麻栗坡県(の中心)に帰りましょかいな。



標高が上がっていく〜、寒い〜。



ということでまたまた40〜50分ぐらいで麻栗坡県(の中心)に到着。



 さてに行く場所は!

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★中国、散歩【雲南省・麻栗坡県天保鎮船頭村 天保口岸】

いや〜
しかし陸続きの国境って数年前に深圳-香港の国境(って言えるのかどうか)に行ったきりです。何かよく分かりませんがワクワクしますね。

どうも、どうも。
ドキドキもしますが、、、なキンスキーです。

旋回

班车(ミニバン)の後ろに陣取っていざ出発。ちなみに麻栗坡船头間は20元。さすがは雲南省。辺り一面、山山山です。



文山市はある程度低地っぽいので上の地図を見る限り茶色がかっているが、この辺りは緑。山ってことですな〜。で、標高も高い。そら寒いですわ。麻栗坡を出発したミニバンはグングンと上って行く。うわ〜、寒いがな〜。と思っていたら、何のことない、前の座席の女の子が窓を開けてるやないかいな。富寧県から文山市へ向かうバスでも女の子が窓を開けており凍えるような寒さを経験したんだが、なんで女の子は窓を開けたがるんでしょ。今回は標高も高くなっていってるしで余計に寒い。またまた我慢大会やがな。しかしこれ以上体調が悪くなるのもどうかと思い、女の子が隣のおかんと話をしてる隙に窓を閉めた。数分後、窓の方に向いたその女の子は、アレ?みたいな顔をしておかんには話かけている。でもっておかんはこう言った。「後ろの人が閉めたんでしょ」と。

そら、ワシが閉めましたがな。でも女の子は窓を開けて外を見だした。ぬおおおおおおおっ!



あ〜寒。

南に来ればちったあ暖かいんちゃうかと思ってたけど、宿にエアコン無いとこ多いは、標高は高いはでこれっぽちも暖かくないやんけ。ま、途中の村で前の座席の親子は降りて行ったんで良かった良かった。

と、そんなこんながありつつ40〜50分で船头(船頭)に到着。



おお〜、国境やんけ〜。ん?あれ?寒くない。そぉ〜〜〜なんです。麻栗坡からは山を上っていってたんだが、途中から山を下ってきた。麻栗坡よりもだいぶんと暖かい。あの寒さは何やったんやってなぐらい暖かい。ま、汗かくほどではないですが。

ちゅうことで、中国とベトナムの国境である天保口岸へ行き、ベトナムへ足を踏み入れましょか。



さすがにイミグレの場所をパシャパシャ写真を撮りまくるのは気が引けたんで撮ってはいないが、国境を超える人はほとんどいませんでした。というか、だ〜れも並んでおらず私だけ。

と、イミグレの女性担当官が向こうの方に見えたんだが、めっさ笑顔!しかも辺境だけあってめっさ若い。こないな笑顔をイミグレで見たことないでっていうくらいの笑顔!をこっちに向けてるやないの。私が近づくと更に笑顔で「ニーハオ」の挨拶。うわ〜〜〜〜〜、イミグレでこないな笑顔でニーハオなんて挨拶向こうからしてくれたん初めて〜〜。

しかもあの緑系の軍服着てチョ〜笑顔、、、って、萌え〜〜〜〜〜ですな。ん〜ん、イミグレで萌えたん初めてです。

しかし、私の赤いパスポートを見た瞬間、、、「小日本、、、」な〜んて言葉は言ってないが、笑顔を崩さず、またか、、みたいな顔はしたんだが、「第三国人(この場合は中国、ベトナム以外の国民を指す)はこの国境を超えることはできないんです、うふっ」って言うではありませんか。

一応、「え、でもここって国家一類口岸ですよね。」と応酬するも、「第三国人はダメなんです〜、うふっ」っという返事が。更に私が、「知り合いの知り合いが何人もこっからベトナムへ行ったって聞いたから来たんですけども、、、」と言うと、「ここに日本人が何人も来て、ベトナムへ行こうとしたけど、全部断ってます。彼らも、第三国人が通過できるようになったって聞いたからやって来たとは言ってましたが、、うふっ。でも来年には第三国人もここを通過することができるようになるって私も聞いてます、ウフッ」と言われた。うふっ。

ん〜ん、残念。ここ天保口岸は、2015年からは第三国人も通過可能になるらしい。ほんまかどうかわからんが。

ただ、こっからベトナムに抜けたところで、ベトナム側のこの辺りの地域は許可証がいるらしく外国人が普通にうろちょろすることはできないとのこと。どこぞのネットにそう書かれてあった。果たしてど〜なることやら。

と言うことで、ベトナム行きは却下。さて街の散策でもしましょか。



 ちっちゃいやの

てな感じで、また次回!


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★中国、散歩【雲南省・文山チワン族ミャオ族自治州麻栗坡県】

いや〜
だいぶんと前にも書きましたが、今回の旅の最終目的地は決まっております。で、そこへ行くまでウダウダといろんな所を回っているんですが、三峡上りをして明の時代に滅ぼされたという謎の民族僰人(ボー人)僰人悬棺を最初の目的地とするという以外は旅をしながらその都度決めておりました。で、雲南省にやってきております。

どうも、どうも。
寒いから南へ、、ということですな、、、なキンスキーです。

全壊

6時半前に起きてモロモロ準備をしてチェックアウト。辺りは真っ暗。徒歩数分で文山城南汽车客运站に到着。バスのチケットを買う為にチケット売り場へ行くが、さすがに朝早いので数人がいただけだった。割り込みなどなく難なくチケットを購入。行き先は、、



文山壮族苗族自治州麻栗坡县(文山チワン族ミャオ族自治州麻栗坡県)。どこじゃそら?ってなもんですが、この麻栗坡県から更に進んだ天保镇船头村にベトナムとの国境ゲートがある(天保口岸)。パッとネットで見た所、国家一類口岸と書かれてあったので外国人である私でも国境を超えることができてベトナムにちょいと足を踏み入れることができるがな、、ということで行きたくなったということと、マイナーな所やないの〜、、ということで行ってみることに。



まずは麻栗坡県の中心地麻栗镇まで。バスはグングン山の中へ入って行き、文山市よりあきらかに高度が上がっていく。寒いがな。四川省宜宾市などでは昼間は暑いくらいで汗かくぐらいだったんだが、やっぱ山の中ですね。と、そうこうしてる内に2時間が過ぎ、麻栗镇にある麻栗坡客运站に到着。



さて、天保口岸へ行くにあたり、チケット売り場のおばちゃんにその旨伝えるが、ここからは無いとのこと。ええっーーそんなアホな、と驚いていると、ここからバスは無くて向こうの方から出てる班车で行けとのこと。???な顔をしてると、あるおっちゃんに声を掛けて何やら言ってるではないか。で、そのおっちゃんに着いていけと言われ着いていくと小型のバンに乗せられた。フロントガラスの所には麻栗坡船头の文字が。ああ、なるほど。そういうことね。

で、おっちゃん、その辺の人に「船头」「船头」と声を掛けながら私が今バスに乗って来た道を引き返していく。何人か集まらないと出発しないというのはここ中国では常識。

ある一角まで来ると、同じようにフロントガラスの所に麻栗坡船头の文字を掲げた班车がぎょうさんいますやんか。なるほど〜、ここが天保口岸がある天保镇船头村へ行く出発地点なんですね〜。どおりでさっきバスでここを通った時に乗っていたおばちゃんが運転手に何やら確認していそいそと降りて行ったんだが、そのおばちゃん、天保镇方面へ行くから降りてたんですね。そら私も知ってたら降りてましたがな。

私が麻栗坡客运站から乗ってきた班车の運転手のおっちゃんと他の班车のおばちゃんが話をしており、そのおばちゃんの班车へ乗ることになった。そのおばちゃんの班车には既に数人の客が乗っていたので、どうやら多少の協定があるらしく、秩序が保たれているようだ。

20分程待機していざ出発。40キロの道のりだ。にしても寒いわ〜。

 うひょー中国とベトナムとの国境へ!

てな感じで、また次回!


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